本校校長がごあいさつ申し上げます。
東根市立神町中学校は、平成6年4月に東根市立第一中学校から分離・開校し、
本年で創立32周年を迎えました。
本校は、「全世界の発展に貢献できる有為な人材を輩出する中学校に」という建設当時の
関係者の熱い思いを受け継ぎ、現在は
“Think global, Act local. Be a glocalian.”
(地球規模の視点で物事をとらえ、考え、自らの地域で課題解決に行動する人材の育成)
をスローガンとして掲げています。
開校時の生徒数は360名。その後着実に増加し、令和7年度は459名となりました。
これまでに4000名を超える卒業生を送り出し、地域とともに歩んできた歴史があります。
生徒数の増加に伴い、平成24年度からは仮設校舎を併用してきましたが、老朽化と将来の
推移を踏まえ、令和6年末には増築校舎が完成いたしました。
本校の教育は、生徒一人ひとりの尊い能力や特性に応じた学びを保障し、
「その子なりの自己実現」を叶えることをめざしています。
特に大切にしているのが「まずは、やってみよう!」の精神です。
生徒が 「チャンス」「チャレンジ」「チェンジ」 の3つの“C”を意識し、自らの可能性を
広げていけるよう取り組んでいます。失敗を恐れず挑戦する中で「折れない心」を
育てることこそ、今の中学生に求められる力だと考えています。
生徒が新たな一歩を踏み出すときの「わくわくする気持ち」を大切に、教職員一同、
全力でその歩みを支えてまいります。
今後とも、本校の教育活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和7年4月
第10代校長 長 岡 篤 志