新年度のスタートから約2週間が経ち、教科授業も徐々に軌道に乗りつつあるところです。
そのような中で、本校の特色でもある「探究学習の時間 ~マナビアンタイム~」がスタートしました。
本校では、学校教育目標「世の中のために主体的に貢献しようとする人材(グローカリアン)の育成」を目指し、総合的な学習の時間の中では、実生活の中から問いを見いだし、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析してまとめ・表現する力の育成に努めています。
その活動の中心となるのが「探究学習の時間 ~マナビアンタイム~」です。
4月23日(木)に、山形大学地域共創STEAM教育推進センター 学術研究院 理学部主担当 教授 栗山恭直 氏をお招きし、探究学習の進め方についてご講演いただきました。
講演会では、アイスブレイクから始まり、「良い問い」の特性や良質でない問いの例を提示していただきました。
また、インターネット検索サイトや生成AIの紹介、参考・引用文献の記載について、研究を進める上での重要なポイントを分かりやすくご説明いただきました。
さらに、昨年度の学習成果交流会にて発表した生徒の資料(パワーポイント)に価値付けもしていただきました。
講演会後は、各学級に戻り、栗山先生から教えていただいたポイントをもとにして、実際に探究したいテーマ作成に入りました。
2年生では、ウェビングマップを活用して、「地域」に関する課題づくりを行いました。ウェビングマップをつくり終わった後は、友達と相談したり、ChatGPTなどの生成AIを活用したりして、課題について吟味していました。
10月末に、生徒一人ひとりの探究学習の成果を披露する「学習成果交流会」を予定しています。それまでに、自分の関心に基づく、深い探究学習が展開されることを期待しています。